城下町高梁岡山

大正時代町家カフェ 

 

 

Good old days 

どこかで出会ったような 

懐かしい未来   

 

In  Jazz & Blues,

Please make yourself

at Beniwo with organic specialty coffee our own roast and books.

      

  by  cafe' de Beniwo

2020年

3月

27日

「山田方谷のDNA継承について」ー 大森一生(岡山県議会2月定例会一般質問)

続きを読む

2018年

10月

26日

特別講演礼拝「高齢を生きる知恵」(高梁基督教会)-cafe de 紅緒

特別講演礼拝(高梁基督教会)

『高齢を生きる知恵』

 

日時 2018年10月28日(日)

   午前10時半~

講師 谷 正行(弁護士)

場所 高梁基督教会堂

 

《講演内容》

人生90年、100年という時代になりました。長寿になりますと、高齢者が向き合わなければならない課題が出てきます。認知症、がん、介護、後見、遺言、相続、自分のきれいな仕舞い方(終活)などです。これらのうち、認知症、がん、遺言について特に取り上げます。

 

《講師紹介》

昭和18年愛媛県生まれ。昭和40年同志社大学法学部卒業。

昭和46年早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。昭和57年弁護士登録。愛媛県弁護士会会長。日本弁護士連合会理事。

松山大学法学部教授、松山短期大学教授、松山家庭裁判所調停委員を歴任。日本基督教団松山教会教会員。

主な著書『弁護士の誕生ーその歴史から何を学ぶかー』

(民事法研究会、H24年

 

 入場無料、どなたでもご参加できます。

 駐車場は高梁幼稚園園庭をご利用ください。

 

 

 

続きを読む

2018年

9月

18日

第12回高梁市長杯「災害復興チャリティ市民ゴルフ大会」無事終了の御礼-cafe de 紅緒

 

12回高梁市長杯「災害復興チャリティ市民ゴルフ大会」無事終了しました。

 

当日は天候にも恵まれ多くの市民の皆様のご参加をいただきありがとうございました。

参加者からの災害義援金、チャリティのショートホールでのワンオンチャレンジ、また、チェリーゴルフ(パインツリーGC)所属藤田さいきプロから市民、被災者の皆さんへの心温まる応援メッセージと彼女が使用しているサイン入りの手袋、サンバイザー、タイトリストゴルフボールをチャリティオークションにかけさせていただき、あわせて20万円の義援金が集まり、高梁市長へ贈呈させていただきました。

 

不手際も多々ありましたが、多くの皆様、協賛企業様のお陰を持ちまして何とか終了することができました。

この高梁市長杯市民ゴルフ大会はゴルフを通して、多様な市民交流、世代間交流、ゴルフ技術の向上と地域活性化を最大の目的としています。

このようにたくさんの水害義援金が集まったのは、その趣旨に多くの皆さんがご賛同いただいた結果だと思っています。本当にありがとうございました。

 

12回高梁市長杯「災害復興チャリティ市民ゴルフ大会」

実行委員会一同

 

 

2018年

9月

01日

第12回高梁市長杯『災害復興チャリティゴルフ大会』受付終了のお知らせーcafe de 紅緒

 

第12回高梁市長杯

「災害復興チャリティ市民ゴルフ大会」

 

参加者受付終了しました。

 

予定の30組をはるかに超える42組の申し込みがありました。

 

組数を大幅に増やしての開催になりました。

 

ありがとうございました。

 

(高梁市長杯市民ゴルフ大会実行委員会)

2018年

8月

11日

第12回高梁市長杯『災害復興チャリティゴルフ大会』のご案内ーcafe de 紅緒

 

 第12回高梁市長杯

 

『災害復興チャリティ市民ゴルフ大会』のご案内

 

主 催 高梁市体育協会 

主 管 高梁市体育協会ゴルフクラブ

後 援 高梁市 山陽新聞社 吉備ケーブルテレビ

 

 

協 力 パインツリーゴルフクラブ

 

日 時 平成30年9月17日(月、祝)

参加費  5000円

 

参加資格 

高梁市在住、在学もしくは高梁市内の事業所に勤務するもの

 

この度の災害において犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被災者、被災地域の皆様に心からお見舞い申し上げます。

高梁地域もこの度の災害で大きな被害をうけました。

現在も、被災者や多くのボランティア、市民の皆様、国、県、市等の関係者により復旧に向けて活動が行われています。

 

この高梁市民ゴルフ大会は市民、世代間の交流促進、健康増進と青少年の健全育成とゴルフ技術の向上、地域活性化を目的として毎年開催してきました。この度の災害で中止も検討しましたが、何かと萎縮してしまいそうな雰囲気を払拭し、地域を元気づける意味で、災害復興チャリティゴルフ大会として開催することとなりました。この大会で集められた募金は全額を災害義援金として高梁市に寄付します。

多くの皆様のご参加お待ちしています。

 

お問い合わせ先

パインツリーゴルフクラブ

TEL 0866-22-6111

 

 

続きを読む

2018年

3月

29日

「語る 伝える」(岡山大学大学院教授中村良平)ーcafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『 語る 伝える 』(3/29 山陽新聞朝刊 全県版)

 

 「地域振興に長年関わり今春退職する

       岡山大学大学院教授中村良平氏」

 

 

私の4年間の大学院時代、担当教官をしていただいていた中村良平先生が岡山大学を退職。

 

まちづくり推進機構岡山が2月9日に岡山市内で開いた「中村良平先生退職記念講演」などの要旨が今朝の山陽新聞に掲載されていました。

 

(本文より)

中村先生が岡大に赴任されたのは瀬戸大橋が開通する時だったそうです。当初、瀬戸大橋の通行台数は通行料金があまりにも高く、計画の半分も行かず低迷。需要があるときは価格を高く、少ないときは価格を下げるのが交通経済学の鉄則で、飛行機や新幹線も繁忙期と閑散期で料金を変えている。橋の通行料金も夜間割引や季節割引を導入すべきと主張した。

残念ながらそのときは実施に至らなかったが、時を経て少し姿を変えて休日割引やETC割引が実現。今後はさらに、トラックなどの夜間割引導入すべきだ言われています。

 

また、山陽新聞の「90年代の岡山を考える」という企画がきっかけで地域の実情やまちづくりに関わる人々を知る機会に。

岡山市の中心市街地活性化、イオンモール岡山、県庁通り西川緑地公園を回遊ルート作成などのエリアマネジメントや実現には至らなかったが井原線を活用した沿線の活性化策など数多くの提案をされています。

国や県、岡山市、倉敷市など県内外自治体の政策に関わる多くの審議会、検討会に委員として参加。多くの皆さんとの議論が実際のまちづくりの現場に活かすことができたと。

 

半面、いいプランを提案しても十分実行されず、似たような計画が新たに作成されるといったことがあったそうです。計画づくりが目的化している面もあったのではないかと。

 

 

審議会や検討会議への参加で、多くの有識者と知り合えたこと、政策現場での勉強が自身の研究にも大いに役立ったことなど大きな喜びに。

 

「これまで多くのプランを作成、できた計画を行政がその都度、着実に実行していれば、岡山はもっと変わっていたはず。結局は本気度の問題で、実行にはトップの強い意思表示が必要」退職後は、特任教授として大学に残られるそうです。今後ますますのご活躍お祈りします。

 

中村良平(なかむら りょうへい)略歴

京都大学工学部卒業、筑波大学大学院博士課程社会工学研究科修了。専門は地域公共政策。著書に「まちづくり構造改革」など。高松市出身。

 

【記者の一言】

「このままでは赤字は雪だるま式に膨らむ」ー。割高料金で利用が低迷した瀬戸大橋の財務について中村教授が警告したのは、開通の翌年だった。これに対し、橋を建設・運営する国の特殊法人・本州四国連絡橋公団(現・本四高速)の幹部は「橋建設の借金返済は予定通りできる」と反論。結局、中村教授の指摘が正しく、国側はその後何度も計画を修正し、政策の誤りも認めた。

瀬戸大橋をはじめ地域振興や行革、チボリ問題など地元の課題に対し、時に舌鋒鋭く切り込んできた中村教授。当面は特任教授として岡山大学に残られるという。辛口の批評で地域に活を入れ続けて欲しい。(山陽新聞 岡山一郎)

 

 

私が議員の時、

議会研修会に講師として高梁にきていただきました。

( 演題「山田方谷に学ぶ地域振興」-経済循環構造から見た高梁市の展望ー2013.12.6のブログ参照)

 また、本市の産業構造分析にも関わっていただいています。その後、市からは、その分析の結果報告はなく、一千万近い税金を使っているのですがどうなっているのでしょうか?

その分析をどのようにして、高梁市の持続可能なまちづくりに繋げていくのか。今一度、その政策の目的、アウトカムの検証が必要じゃないでしょうか。

理論と実践」いかに実践が大事か。中村先生が私の修士論文指導にあたり、よく言われていたことを思い出します。

まちづくりにおいて、実践が伴わない理論は役に立たないということです。高梁市の大変厳しい状況を変えていくには、どのような取り組み、実践が必要なのか、もっと真剣に考える必要があるのではないでしょうか。

 

 

続きを読む

2018年

3月

01日

「幻のキラリモチもち麦発泡酒花笠」(彩りの山里備中宇治/備中高梁・岡山)ーcafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「幻のキラリモチもち麦発泡酒花笠」(彩りの山里備中宇治/高梁 

岡山県高梁市宇治町産もち麦・キラリモチを使った地ビールを初めて飲みました。第一印象は「うまい」私好み。

地元でこんなに美味しいビールが作れるんだと驚き。

 皆さんもいかがですか?h

 https://goo.gl/X6FYyM  (宇治雑穀研究会の取り組み)

 

 

 

 

 

 

2018年

2月

23日

空き家対策の現状と課題~空家法施行後の状況(国立国会図書館)-cafe' de 紅緒

 

空き家対策の現状と課題~空家法施行後の状況

(国立国会図書館)

 

H25年の空き家820万戸(空き家率13.5%過去最高)

2033年予想2167万戸、率30.4%(野村総研)に。

高梁市の現況は県下でも突出。

空き家4850戸、空き家率約30% (H27年国勢調査)

 

http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11045312_po_0997.pdf?contentNo=1

 

 

 

2018年

2月

21日

2017年岡山県人口移動報告、高梁市は298人の転出超過に-cafe' de 紅緒

続きを読む

2018年

1月

20日

【紅緒文庫からのご案内】「戦略脳を鍛える」(御立尚資著 東洋経済新報社刊)-cafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【紅緒文庫からのご案内】

 

「戦略脳を鍛える」(御立尚資著 東洋経済新報社刊)

 

BCG流の戦略発想の技術

  “ポーター”を読んだだけでは勝てる戦略はつくれない!

ボストン・コンサルティンググループが持つノウハウの中核部分を初公開!

定石を超えた「イノベーション」を生み出すための発想を解説。

 

定石を超えるために「インサイト」を身につける

マイケル・ポーターに代表されるアカデミックな戦略論は、過去の成功例を「後解釈で定石化」している。したがって、それを学ぶことは、「イロハのイ」にすぎない。ちょうど、囲碁や将棋の初心者が、定石・定跡から学び始めるのと同じだ。もちろん定石・定跡を学ぶだけではプロになれるわけではない。さらに、プロ同士の戦いを勝ち抜くには定石・定跡を知ったうえで、新しい戦い方をつくりあげる「プラスアルファの能力」を身につける必要がある。

経営戦略についても全く同じで、戦略論という定石を知ったうえでの「プラスアルファの能力」が必要になる。本書ではその能力を「インサイト(Insight)」と呼んでいる。

では、この「インサイト」はどのようにして身につくのか。その答えは本書の中にある。

 

はじめに

戦略論を学ぼうという人は多い。グローバル競争や規制緩和を通じて、ありとあらゆる業界で新しい戦い方が必要とされている現在、当然の動きだといえよう。

(中略)

その経験を通じて強く感じていることは、「戦略論を勉強するだけでは、『勝てる戦略』はできない」ということだ。さらにいうと、「勝てる戦略」をつくるためにはアカデミックな勉強だけではなく、「ある種の『頭の使い方』を身につける訓練が不可欠』なのである。

戦略論事態の意義を否定してるわけではない。マイケル・ポーターに代表されるアカデイミックな戦略論は、企業の勝ちパターンをミクロ経済学の視点で定量分析し、何らかの枠組みとして提示したものだ。

(中略)

誰かが成功パターンを見つけ出すと、多くの企業にモノマネされ、その戦い方では差別化できなくなる。そうすると別の誰かがユニークな戦い方を考案し、勝ちを収める。(中略)「定石を超えた戦い方のイノベーション」こそが、戦略の本質なのである。

(中略)

ある意味では、本書は、われわれのノウハウの中核部分を初めて外部に開示するという面がある。考えようによっては、自分たちの商売の価値を下げることにもつながりかねない。しかしながら、、、、。(中略)この本を手に取ってくださった方が、「インサイト」を身につけ、日本の競争力強化の担い手となってくれることを強く望んでいる。

 

 

第一章 インサイトが戦略に命を吹き込む

 

第二章 思考の「スピード」をあげる

2-5 シャドウボクシングを行うー右脳と左脳のコラボレーション

ーアイデアや仮説を絞り込み進化させるー

パターン認識とグラフ発想でさまざまなアイデアをだし、仮説を立てていく。ただし、出てきたアイデアや仮説がすべて筋のよいものであるはずがない。戦略として使えるものにするためには、何らかの形で検証して、筋の悪いものをはじくことが必須だ。さらに、生き残った仮説も、ああでもないこうでもないと、複数の視点でチェックし、質の高いものに進化させていかなけっればならない。

(中略)

戦略構築の場合は、批判的な視点で仮説をあらゆる方向から攻撃してみる。そして、受ける側は攻撃をしのぎながら、仮説を高め、攻めにでていく。仮説の検証が必要ならば、現場に出てデータを集めてみる。こういった作業をどんどん繰り返すことが、知的シャドウボクシングである。

(中略)

たとえば、元大蔵省財務官の慶應義塾大学教授榊原英資氏が、京都学派の文化人類学者梅棹忠夫さんの学問手法について、こう表現している。

「世界が大きく変わっているときには、既存の理論では現場は読めない。もちろん、ただ現実を見るというだけではどうにもならない。その時々、仮説をたてながら現場と概念的枠組みをいったりきたりする知的ゲーム、それが、本当の学問ではないか」(日本経済新聞 2003年9月28日朝刊)

あるいは、ノンフィクション作家佐野眞一氏は、このように述べている。

「ノンフィクションライターの力量とは、けだし、『仮説』が『事実』によって裏切られた時点で引き返してしまうか、それとも、それを新しい『謎』として受け止め、さらなる『事実』追及に向かって自分を鞭打てるかどうかの差である」(『私の体験的ノンフィクション術』集英社新書)

これらは、まさに経営戦略の知的シャドウボクシングと同じだ。現場、すなわち観察事実とコンセプトをいったりきたりすることを、自分に強いる。このクセをつけることが、ユニークかつ筋の良い戦略をつくる能力につながっていくのだ。

 

ー組織を動かすための「シャドウボクシング」-

シャドウボクシングの目的は、仮説のレベルアップだけではない。立てた戦略を他人に理解されやすいものにし、組織が新しい戦略に従って動くようにするためにも役立つ。

多くの場合、右脳主導でつくった仮説や戦略案は自分自身にはよくわかるが、他人には理解しずらい「イメージ」にとどまっている。

右脳をつかって発想しアイデアを出したら、次に、左脳でチェックして人に説明できるような論理に落とし込み、周囲の人を納得させて適切な戦略として認めてもらう必要がある。

人は自分に理解できない戦略にしたがって行動することはないし、行動をともなわない戦略には何の価値もないからだ。つまりイメージを論理に転換しなければ、人や企業組織が動くことはなく、有効な戦略にならないということである。

(中略)

 

ー幽体離脱する感覚をもつ-

BCGで後輩コンサルタントの指導にあたっていると、インサイトを容易に身につけていく人とものすごく苦労する人がいる。気をつけてみていると、インサイトをどんどん身につけてしまう人は、物事を二重人格的に考えられる人だとわかった。二重人格的と表現したのは、物事を考えるときに自分の中でまったく逆の立場に立ってみることが、ごく自然に実行できるという意味だ。例えば、、、(中略)になる。

 

ー頭の使い方のクセを知るー

頭の使い方のケセを知る問題(写真)

 

ー左右の脳をバランスよく使うー

(答えは本書をご覧ください)

 

ー思考のプロセスヲチェックするー

このクイズのポイントは解けたか解けなかったかではなく、自分はどういった順番で何を考えて、この答えに行きついたか、というシンキング・プロセスを明らかにすることにある。

(中略)

人間はまわりの人も自分と同じように考えていると思い込んでいるが、実際には違うのである。

 

ー意識的に鍛えて思考をスピードアップするー

効率的に戦略脳を鍛えるためには、自分の頭の使い方にはクセがありバイアスがかかっていることを普段から意識し、いつもと違う使い方を積極的にしていかなくてはならない。

 

第三章 三種類のレンズで発想力を身につける

 

第四章 インサイトを生み出す「頭の使い方」を体験する

 

ー理想的な「継続的優位性」を構築するためにー

異質な人材を集める「多様性からの連帯」。そして、クリエイティブを刺激する「雰囲気づくり」と「ルール設定」。あえて、一般化すれば、どれも日本人が苦手とすることだ。

同質の人間が集まって、以心伝心の世界で働くことは、心地よい、、

、、、(省略)。

 

おわりに

丸谷才一氏が「思考のレッスン」(文藝春秋)という著書の中で、本を読むことの効用を三つあげられている。情報が得られる、考え方を学ぶことができる、書き方を学べるという三種類だ。この本は、「考え方を学べる」本にしたいと心がけてみましたが、いかがだったでしょうか。(中略)少しでも「ああ、こんな風に頭を使うのか」と思っていただければ大成功だと思っています。

 

著者紹介

ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)シニア・パートナー&マネージング・ディレクター、BCGフェロー 京都大学文学部卒、ハーバード大学経営学修士(MBA)

 

続きを読む

2018年

1月

15日

「高齢世帯は40年に4割超 厚労省推計、独居も急増」(日本経済新聞、2018/1/12)ーcafe' de 紅緒

 

「高齢世帯は40年に4割超 厚労省推計、独居も急増」

(日本経済新聞、2018/1/12

 

 

厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は12日、「日本の世帯数の将来推計」を発表。世帯主が65歳以上の高齢世帯は2040年に全世帯の44.2%を占めるようになり、15年の36%から大幅に増え、半数近くになり、その40%が一人暮らしとなると予想している。

日本の総人口の2008年にピークから減少しているが、全世帯数は15年の5335万から増え、23年に5419万世帯でピークに達し、その後は減少に転じるそうだ。

世帯数がしばらくの間増える理由の一つとして、一人暮らしやひとり親世帯の増加があげられている。一人暮らしの高齢者やシングルマザーなどの増加は、これからの日本にとって大きな問題に。

 

『高梁市の現状はどのようになっているのかなと思い、現在データを集めていますので、近日中にはアップしますのでお待ちください』

 

『このような世帯動向の背景にあるのは少子化だ。かつては1人の女性が産む子どもの数は4人以上だったが、16年には1.44まで減った。さらにそもそも結婚しない人も増えている。15年実績では65歳以上男性の未婚率は5.9%だが、40年には14.9%となる見通しだ』

 

『配偶者も子どももいない一人暮らし高齢者は経済的にも健康面でも不安定な状況になりやすい。特に「自営業などで基礎年金しか受け取れない高齢者は年金額も少なく、貧困に陥りやすい」(日本総研の西沢和彦主席研究員)。介護が必要な状態となったときに家族がいなければ、全面的に社会制度に頼ることにもなりかねない。

私的年金を含め、現役時代からできる限り年金を増やすような努力が欠かせないほか、高齢でも働き続けることができる社会環境の整備が求められる。社会保障制度の財源確保や効率化で持続可能性を高めることも待ったなしだ』(日経新聞より)

 

 https://goo.gl/C7GpNb (日本経済新聞)

 

日本の世帯数の将来推計(全国推計)(2018(平成30)年推計)

 https://goo.gl/89E8KR (国立社会保障・人口問題研究所)

 

続きを読む

2018年

1月

13日

【紅緒文庫からのご案内】「武器としての決断思考」(瀧本哲史著 星海社新書)-cafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【紅緒文庫からのご案内】

 

「武器としての決断思考」(瀧本哲史著 星海社新書)

 

  決断によって迷いを捨て

     人生を切り開け! (東大No.1ベストセラー)

 

 東大x京大xマッキンゼー式「意思決定の授業」

本書は、私が今、京都大学で二十歳前後の学生に教えている「意思決定の授業」を一冊に凝縮したものです。

今後、カオスの時代を生きていく若い世代に一番必要なのは、意思決定の方法を学ぶことであり、決断力を身につけることです。

もう過去のやり方は通用しないし、人生のレールみたいなものもなくなってしまいました。「答え」は誰も教えてくれません。

となれば、自分人生は、自分で考えて、自分で決めていくしかないのです。仕事をどうするか、家庭をどうするか、人生をどうするか?

この本で私と一緒に「自分で答えを出すための思考法」を学んでいきましょう。きっと、あなたの人生を変える授業になるはずです。

 

はじめに

「武器としての教養(リベラルアーツ)」を身につけろ

・人間を自由にするための学問

リベラルアーツは未来の日本を支えていく10代~20代の若い世代に

こそ必要。

 

・「学問のすすめ」は、いま、若い世代こそ読むべき

変化が激しい今の時代、これまでの価値観や方法、人生のルールとい

うものは、意味をなさなくなってきている。

さらに、断言すれば、これからの日本はもっともっと厳しい状況にる。

(中略)

といってもそれは、大学生がパンキョーと呼んでいるモノとは違います。極論を言ってしまえば、大学教養課程で教えている一般教養は、

大学教授を食わせるためのものでしかなく、本来の意味での「リベラアーツ」とはほど遠い。

 

福沢諭吉「学問のすすめ」の一節から

「学問というのは、ただ難しい字を知って、わかりにくい昔の文章を 読み、また、和歌を楽しみ、詩をつくる、といったような世の中での実用性のない学問を言っているのではない。(中略)いま、こうした実用性のない学問はとりあえず後回しにして、一生懸命にやるべきは、普通の生活に役に立つ実学である」(引用『現代語訳学問のすすめ』齋藤孝訳/ちくま新書)

 

・私の職業は「軍事顧問」

これからの日本を支えていく若い世代に「武器」を配ること。それが、いまの私の使命だと考えています。

武器とは、この時代に必要な教養であり、実学のことです。

皆さんは。ある意味、ゲリラのような存在です。中央政府が崩壊して、正規軍がいなくなった。正規軍と自称している人たちも自分たちを守ってくれる保証はない。

だから、自由と解放を求めて自ら戦場に立たなければならない。でも、戦った経験がないから、いきなり最前線に、、、(中略)

つまり、いま私が行いたいのは、無力なゲリラである若者たちが、自分たちが弱者である日本社会というフィールドで戦えるように、「武器としての教養」を配ることなのです。

 

・どんなことも自分で決めていく時代の「決断思考」

(前略)、、ひとつ言えることは、言葉は同じでも、時代によって必要となる教養の姿は変わっていくということ。

(中略)

ゲリラである皆さんが優先的に身につけるべきは「意思決定の方法」です。

なぜ、武器が必要?

それは、若い世代は今後ありとあらゆるジャンルにおいて、自分で考え、自分で決めていかなければならない場面が増えていくからです。

(中略)

こんな時代を生きる私たちは、過去のやり方が通用せず、未来予想もうまくできないなかで、自分の人生や家族の将来を見据えながら。ひとつひとつ現時点で最善と思える「意思決定」を行っていかなければなりません。

 

 議論における「正しさ」とは何か

・「正しい主張」の条件とは

(前略)

「根拠の優劣」をもって、どちらが正しいか判断します。

言い換えると、「誰が」言ったかではなく、「何を」言ったかということです。素人の意見だろうが、その人の発言のロジックが正しければ採用するし、専門家であっても、言っている内容がメチャクチャであれば負けに。

要は、「俺はそう思う」「みんながそういっている」じゃダメ。

同様に、「あの人はいつもいいことを言っているから、今回もいいことを言っているに違いない」とか、「あいつは嫌なヤツだから信用できない」といった判断もナンセンス。

好き嫌いや実名匿名、プロアマに関係なく、その主張に根拠があるかどうか、それだけが判断材料に。 

 

「正しい主張」の3条件

1.主張に根拠がある

2.根拠が反論にさらされている

3.根拠が反論に耐えた

 

・根拠があるかどうかを判断する方法

「なぜそうなんですか?」と聞くだけ。

・反論について考えるときに重要なのが、「裏をとる」のではなく「逆をとる」ということ。

・賛否両論でも「決めること」が大事

正解ではなく、いまの最善解を導き出す。

よくあるパターンは、「賛否両論だからきめない」こと。「いろいろな意見があってよくわからないから、とりあえずそのままにしておこう」と問題を先送りすることが。実は情報をコントロールするような人はそれが狙いだったりする。賛成の意見と反対の意見を適当にばらまいて、議論の収拾をつかなくし、現状を存続させる方向にもっていくのは、情報コントロールの基本中の基本。そういった「腹黒い優秀な人」に好き勝手にやらせないためにも、いろいろな意見がでたら、しっかりそれぞれの根拠に対して反論しあって、暫定的な結論まで持っていかなければなりません。

・主張と根拠をつなぐ「推論」

「なんで?」と問うことが重要・

推論には。大きく分けて3つのタイプが。

1.演繹

2.帰納

3.因果関係

相手の主張の「推論」の部分に目を向ける・

情報を鵜呑みにするな!

自分の頭と足をつかって「価値のある情報」を取りにいこう。

 

 「ディベート思考」の考え方

 

  判定は「質x量x確率」で考える

 

 「起こる確率」もしっかりと視野に入れる。

 

   「最後の最後は○○で決める」

何らかの絶対解や真実を求めようとすることは、「誰かの決めた正解」や、すでに役割を終えた「古い意思決定」に頼ってしまうという、最も危険な考え方、そして生き方につながる。

 

どういう生き方を望むか。

ずっと何かに頼っていく生き方を望むのか?

それとも、自分の人生は自分で決めるという、困難ではあるけれど自由な生き方を望むのか?

後者を望むのであれば、ディベートをはじめとする一般教養(レベラルアーツ)は、あなたの大きな武器となるでしょう。

人間を自由にするのが、学問の本来の姿なのです。

私たち人間の尊さは、「思考」の中にこそある。

 

《著者紹介》

瀧本哲史

京都大学客員准教授、エンジェル投資家

東京大学法学部を卒業後、大学院をスキップして直ちに助手に採用されるも、自分の人生を自分で決断できるような生き方を追求するという観点から、マッキンゼーに転職。3年で独立し、今世紀中には返済できないほどの借金を負ってしまった企業の再建などを手がける。また、他の投資家が見捨てた会社、ビジネスアイデアしかない会社への投資でも実績を上げる。京都大学では「意思決定論」「起業論」「交渉論」の授業を担当し、教室から学生があふれるほどの人気講義になっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

続きを読む

2018年

1月

12日

「個人資産とインフレ」(フィデリティ退職・投資教育研究所)

 

 

「個人資産とインフレ」(フィデリティ退職・投資教育研究所)

 

 

個人資産は過去25年横ばい

最大の特徴はその総額が過去25年の間、まったく増えていないことです。1990年の個人資産総額は2476兆円でした、これがバブル経済の崩壊で2300兆円強まで下落したものの、99年には2497兆円まで戻しました。その後は再びリーマンショックで2258兆円まで下落しました。直近はアベノミクス相場で回復する傾向にあり、直近データの2015年には2500兆円まで戻ってきました。それでもグラフをみていただくとわかる通り、過去25年間ほぼ横ばいだったといっていいことがわかります。

 

現金・預金は倍増、土地は半減

金・預金が拡大するなかで、大きく比率を下げてきたのが土地の評価額です。1990年には個人資産に占める土地の比率は実に60.0%に達していましたが、バブル崩壊による土地価格の下落とそれに伴う個人の土地放出もあって、比率はどんどん低下し、2004年についに現金・預金に首位の座を奪われました。そして2015年には27.3%にまで下落しています

 

インフレが次のトレンドの鍵

インフレ期待 デフレが続くなかで現金・預金の実質価値は維持・上昇してきましたが、インフレになれば反転します。それが現金・預金から他の資産に資金が移る力になります。土地に向かうのか有価証券に向かうのかは定かではありませんが、日本の個人資産のトレンドを変える力になりそうです。

 

     https://goo.gl/kMNBLi 

 

続きを読む

2018年

1月

12日

【紅緒文庫からのご案内】「限界費用ゼロ社会」(ジェレミー・リフキン著 柴田裕之訳 NHK出版刊)-cafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【紅緒文庫からのご案内】

 

「限界費用ゼロ社会」

      (ジェレミー・リフキン著 柴田裕之訳 NHK出版刊)

-〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭ー

 

 『第15章・・・持続可能な「豊穣の角」より』

ある社会で生産にかかわる経済活動の限界費用がセロに近づくと、古典派経済学と新古典派経済学の理論は言葉を失う。

限界費用がほぼゼロにまで縮小すると、財やサービスは市場での価格決定から解放されるので、利益は消失する。そして、財とサービスは本質的に無料になる。ほとんどのモノがタダ同然になれば、財ヤサービスの生産と流通を司るメカニズムとして資本主義の稼働原理は何もかも無意味になる。

というのも、資本主義のダイナミズムの源泉は稀少性にあるからだ。

資源や財やサービスは、稀少であればこそ交換価値を持ち、市場に提供されるまでかかったコスト以上の価格をつけうる。

だが、財やサービスを生み出すための限界費用がゼロに近づき、価格がほぼ無料になれば、資本主義体制は稀少性をうまく活用して、他者に依存される状態から利益を得ることができなきなる。「フリー」には、二つ意味がある。価格が「フリー」、すなわち無料であることと、稀少性による、、、(中略)、、製品やサービスは使用価値やシェア価値を有する一方、交換価値を失うのだ。

 

 

『資本主義からシェアリング・エコノミーへ デジタル革命の真のインパクトを読み解く 第三次産業革命のブレーンが描く、衝撃の未来図!』(NHK出版ホームページより)

 

 

 いま、経済パラダイムの大転換が進行しつつある。
その原動力になっているのがIoT(モノのインターネット)だ。IoTはコミュニケーション、エネルギー、輸送の〈インテリジェント・インフラ〉を形成し、効率性や生産性を極限まで高める。それによりモノやサービスを1つ追加で生み出すコスト(限界費用)は限りなくゼロに近づき、将来モノやサービスは無料になり、企業の利益は消失して、資本主義は衰退を免れないという。
代わりに台頭してくるのが、共有型(シェアリング・)経済(エコノミー)だ。人々が協働でモノやサービスを生産し、共有し、管理する新しい社会が21世紀に実現する。世界的な文明評論家が、3Dプリンターや大規模オンライン講座MOOCなどの事例をもとにこの大変革のメカニズムを説き、確かな未来展望を描く。
21
世紀の経済と社会の潮流がわかる、大注目の書!日本版向け書き下ろし「特別章」付き!

 

 

 

『日本人は「限界費用ゼロ社会」を知らなすぎる』

(東洋経済ONLINE)ー文明評論家リフキンが描く衝撃の未来ー

1029日、『限界費用ゼロ社会』(NHK出版)が刊行される。原著者であるジェレミー・リフキン氏は、日本での刊行に合わせて、特別章を執筆した。ドイツと比較し日本が「限界費用ゼロ社会」に向けた取り組みが遅れていることを指摘すると同時に、今後の取り組み次第では世界のリーダーになれるともいう内容だ。今回、東洋経済オンラインではこの特別章の全編を掲載する。

 

  https://goo.gl/KkA19G (東洋経済ONLINE

 

 

 

続きを読む

2018年

1月

08日

【紅緒文庫からのご案内】「草の竪琴(THE GRASS HARP)」(トルーマン・カポーティ著 大澤薫訳 新潮文庫)/ 「秒速5センチメートル」(新海誠監督作品 配給コミックス・ウェーブ)-cafe' de 紅緒

続きを読む

2018年

1月

08日

【紅緒文庫からのご案内】「白洲次郎・正子の食卓」「白洲次郎・正子の夕餉」(牧山桂子著 写真 野中昭夫 新潮社刊)-cafe' de 紅緒

続きを読む

2018年

1月

07日

【紅緒文庫からのご案内】「美しくなるにつれて若くなる」(白洲正子著 角川春樹事務所刊 ランティエ叢書)-cafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【紅緒文庫からのご案内】

 

「美しくなるにつれて若くなる」

(白洲正子著 角川春樹事務所刊 ランティエ叢書)

 

  「人間」に年などありません。

  若くとも一所にじっとしているならば、

  それは既に老いたのです。 

                    「たしなみについて」より

 

「たしなみについて」

「あの人は他人のことはよく解るくせに自分のことはちっとも解らない」

よく私たちは、うっかりそういうことがあります。

けれども、それは実際において有り得べきことではありません。

人のことがほんとうに解れば自分のことも解り、自分がよく見えれば人の姿もただ一べつですむはずです。

 また、人間というものは絶え間なく育つものです。ですから相手は何十年来の知人でも、会うたびにめずらしく感じられるのです。

「あの人はちっとも変わらない」といって喜ぶのは、

ある場合いい意味にもなりましょうが、実はちっとも成長していなかったという

悲しむべき結果であることもあります。

(中略)

「美」というものはたった一つしかなく、いつでも新しくいつでも古いのです。その「つねなるもの」は、しかし大きくも小さくもなります。

(中略)

人間の美しさも、無知なものと知恵にあふれたものの美しさとでは、いずれが上というわけではありませんが、違います。

(中略)

頭は使わなければさびつきます。人間も磨かなければ曇ります。

若いころ美男だった人が三十になるとふつうの男になり、四十過ぎると見られなくなるのは、みんな自分のせいです。時間のせいではありません。本来ならば、人間は老人になればなるほど美しくなっていいはずです。

(中略)

要するにこれもまた中身の問題であって、ファッションブックなんかいくらめくっても解ることではありません。

(中略)

利休が若いころ、庭掃除をしてうるわしく掃き浄めた後,紅葉の木の葉を散らしておいた、というのは有名な話です。

(中略)

 

「知恵というもの」

(中略)

昔あるところに一人の男がいて、その者は機械についての知識は皆無であったが

水車を動かすことが非常に上手であったので仕合せに暮らしていた。

ある日ふとしたことから水車の構造に不審の念を抱いて、その回転する理由を考え始めた。

(中略)

この場合、水車を動かすものが知恵であって、水車の構造及び水流その他は知識です。知恵は総合的であり、知識は分析的であるともいえます。

(中略)

しかし、よくよく思えば、私たちもこの男のように、ものが割り切れ、ものを理解できることの快感に、ともすれば、水車の存在という、根本的なものを忘れがちではないでしょうか。

その話に続いて、私の連想は次の問答にはしります。

道元という偉い禅僧は永平寺をおこした人ですが、その人が中国に渡ったとき、宋の禅林において、ある一つの教えを受けました、、、。

 

 

「進歩ということ」

(中略)

否定をも否定し尽くせば、すなわち肯定となる。

こんな優しい理論はないでしょう。しかし、そこが「終わり」と思ってはいけません。それが「さとり」と安心してはいけません。

それは、まだほんとに今しがた始まったばかりなのですから。

多くの人は、始まりもしないで死んでしまいます。それではこの世に生まれなかったも同然です。

(中略)

 

 

「創造の意味」

(中略)

私たちは死ぬことより生きなくてはなりません。

極楽浄土は西の彼方にあるのではなく、この地上にあるのです。

(中略)

創造というのは、そのように新しくつくるというよりも、既にあるものをそのままで大きく完成させていくことです。新しいものは、びっくり箱のように、いきなりこの世の中に飛び出してくるものではありません。

(中略)

人間の命は短い。五十年としても二万日に足りません。西洋のことわざに、「今」よりほかのタイムはない、というのがあります。何でも、今しなくてはいつまでたってもできないのです。

(中略)

 

  白洲正(Wikipedia)   https://goo.gl/jCQ28j

 

《ランティエ叢書》

ランティエとは、十九世紀末のパリの都市文化が産み落とした高等遊民(隠居的生活者)の総称である。

若いときは仕事に身を砕き、中年以降は世俗を離れ、旅、登山、釣り、自動車レース、グルメ、オペラ観劇など、それまで貴族が独占してきた愉しみを、庶民の生活に持ち込み定着させた。

 

ランティエは西洋だけの独創ではない。

我が国に目を転じれば、文人墨客の伝統がある。西行、兼好、利休、西鶴、芭蕉と、見渡せば西洋に先んじ多くのランティエを輩出させてきた。

生きるに値する人生とは何か?

「ランティエ叢書」は、豊かさと幸福の発見、消費文化に消費されない心の拠りどころとして、日本の風土、伝統、美意識を伝承する永遠の図書館たらんことを願っている。(1997年7月 角川春樹)

 

 

 

 

 

続きを読む

2018年

1月

07日

【紅緒文庫からのご案内】「レジェンド 伝説の男 白洲次郎」(北康利著 朝日新聞出版社刊)「白洲次郎の嘘」(鬼塚英昭著 成甲書房刊)-cafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【紅緒文庫からのご案内】

 

「レジェンド 伝説の男 白洲次郎」(北康利著 朝日新聞出版社刊)

 

「白洲次郎の嘘」(鬼塚英昭著 成甲書房刊))

 

「レジェンド 伝説の男 白洲次郎」(北康利著 朝日新聞出版社刊)

 

「プリンシプル」とはなにか?

「プリンシプルを持った生き方」とは?

 

100年に一度の危機にある今こそ、敗戦,占領という2000年に一度という危機に立ち向かった男に学べ!

 

かつて、白洲次郎という男がいた。

戦前に英国ケンブリッジへ留学。英国紳士のエレガントさと武士の魂とをあわせ持った彼は、敗戦後、吉田茂首相の片腕として活躍。

日本の早期独立と経済復興に道をつけた。

ここ数年、彼の業績だけでなく、その生き方にも注目が集まっている。世間の常識に流されず、自分なりの確固たる美学を持って生きた熱い男。

彼が今、レジェンドとなって、われわれの前に再び蘇るー。

 

『 三宅一生をして、「白洲さんは本当にいつもオシャレだ」

とため息をつかせた次郎だが、実際、食事が終わって席を立つとき、さりげなくポケットに手を入れるしぐさなどはたまらなくかっこよかったという(文中より)。4日に亡くなられた闘将星野仙一さんもオシャレには大変気を使っていたという。最後までオシャレに生きれたらいいなって思う今日この頃です 』

 

 

「白洲次郎の嘘」(鬼塚英昭著 成甲書房刊))

 日本の属国化を背負った「売国者ジョン」

 

 鬼塚ノンフィクッションが暴く、「昭和の闇」

 

「日本のプリンシプル」の虚言と我欲に塗られた実像

誰がどんな思惑で、このウソツキ野郎を礼讃するのか。

 

白洲次郎がなぜ、今の時代にもてはやされるのか。

私たち日本人が失ってしまったものを彼がもっていたという情報が与えられ

それが真実味を帯びているからに他ならない。

では、それは本当に真実なのか。

この本の中で、白洲次郎の真実とされいる諸々の既成事実の奥に潜む仮面を、

一枚一枚とはがしていく。

読まれる方は「まさか!」と思われるかもしれない。

読者には、白洲次郎なる人物を通して、

日本の知られざる現代史を知ってほしいと、

私は心から願っている。

 

 

続きを読む

2018年

1月

06日

【紅緒文庫からのご案内】「白洲次郎(日本で一番カッコイイ男)」(河出書房新社刊)「NHKスペシャル白洲次郎」(NHK出版)ーcafe' de 紅緒

続きを読む

2018年

1月

06日

【紅緒文庫からのご案内】「わかったと思うな中部銀次郎ラストメッセージ」(中部銀次郎著 ゴルフダイジェスト社刊)-cafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【紅緒文庫からのご案内】

 

「わかったと思うな中部銀次郎ラストメッセージ」

 (中部銀次郎著 ゴルフダイジェスト社刊)

 

第1話~第40話「プロより強いアマチュア」と称された

中部銀次郎氏からの珠玉のラストメッセージ

 

第1話 勝手に自分を縛っていないか

(上手な人ほど自分の心が平静でいられる方法をたくさん持っている)

第2話 確率の本質をわきまえる

(ナイスショットの確率を数字に出してみればリキムこともなくなる)

第6話 上達を阻むものは。要するに虚栄

(人より飛ばない、見てくれが悪いなんてスコアとはなんの関係もない)

第11話  ミスを正す検証方法をもっているか

(体調不振からくる感覚のズレを修正できれば泥沼に嵌らずにすむ)

第13話  コースで効果の表れない練習なら不要

 (ショットの成否を見極めるガイドをつくるのが練習本来の目的です)

第15話  飛ばし屋って実はかわいそうなんだ

(他人のことは気にしない、要は自分の心とコースとの闘いにつきる)

第17話  ゴルフをわざわざ難しくしていないか

(器用であることより自分にとって一番確率の高い打ち方を求めたい)

第22話  技術論に誤解が多いのはなぜか

(技術はボールを打つたびに確認と検証を重ね自分で見つけだすもの)

第27話  一緒にまわる人に心惑わされないために

(プレーしずらくなる条件をわざわざ自分のほうから作り出さない)

第33話  ゴルフには平均の法則がはたらく

(持てる技を最大限に発揮するためには、結局、心を鍛えぬくしかない)

第36話  まず眼の前の失敗を消せ

(やってはいけないことを減らし、今やるべきことを増やしていく)

第40話  心の鍛錬、これに尽きると思う

(技術を磨くことより心の内奥に深く問い続けることが大切なんです)

 

中部銀次郎

1942年 山口県下関生まれ。甲南大卒。1960年、18歳で日本アマ初出場。

62年初優勝、以後64・66・67・74・78年と17年にわたり通算6勝。67年には西日本オープンでプロを斥け優勝。他にも数々のアマタイトルを掌中にし、「プロより強いアマチュア」と称される。

 

 

 

続きを読む

2018年

1月

05日

【紅緒文庫からのご案内】 「秘すれば花」(渡辺淳一著 講談社文庫)ーcafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【紅緒文庫からのご案内】 

 

 「秘すれば花」(渡辺淳一著 講談社文庫)

 

 秘すれば花なり,秘せずば花なるべからず

 

秘めるからこそ花になる。

秘めねば花の価値は失せてしまう。

 

能を大家・世阿弥が著した芸論書「風姿花伝」の中から、男女小説の第一人者が、現代人へのメッセージとして「五十の教え」を厳選した。これからの時代いかに生きるべきか。苦悩する社会人必読!

 

続きを読む

2018年

1月

05日

【紅緒文庫からのご案内】『「夜遊び」の経済学」(世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」 木曽崇著 光文社新書)-cafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【紅緒文庫からのご案内】

 

『「夜遊び」の経済学(木曽崇著 光文社新書)

 ー世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」ー

 

観光振興、地域活性、経済成長の最終戦略。

ロールモデルとリスク対策、来るべき統合型リゾート

豊富な実例をもとに具体的な方策を探る。

 

 ナイトタイムエコノミーは、昼間に行われる一般的な経済活動に対し、陽が落ちた以降、すなわち夜から翌朝までの間に行われる経済活動の総称である。これまで「夜の経済活動」というのは必ずしも社会から正当な評価を受けてこなかった。

 

 しかし近年、諸産業におけるナイトタイムエコノミー振興の必要性が世界的に重要視され始めており、日本においてもその手法に注目が集まっている。盛り場での消費や、夜の街歩き・ショッピング、定着したハロウィン、統合型リゾート導入、、、。

 

 ナイトタイムエコノミーは具体的にどう日本の経済に影響を与えるのか?豊富な実例を交えながら「夜」の新たな経済成長戦略を探る。

 

 「夜になるとすることがない」

 「生活は昼から夜に移行している」

 「水清ければ魚棲まず」(孔子)

 「無限の可能性が広がる夜の経済」

 

 

続きを読む

2018年

1月

04日

【紅緒文庫からのご案内】「蘇る金狼」(大藪晴彦著 角川文庫)-cafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【紅緒文庫からのご案内】

 

  「蘇る金狼」(大藪晴彦著 角川文庫)

 

 「刺すような毒気がなければ、男稼業もおしまいさ」

 映画「蘇る金狼」(主演 松田優作 配給 東映)

 

「蘇る金狼」(野望篇)

38口径のコルトが轟然と火を吹いた。その男の内臓は露出し、鮮血が一面に飛び散った,たちこめる硝煙の中で、仮面をかぶった野獣は冷たい、残忍な笑いを浮かべていた、、、。

会社を乗っ取りを企む非常な一匹狼。私利をむさぼり、甘い汁に群がる重役たちに容赦ない怒りを爆発。悪には悪を、邪魔な奴は殺す。

目的に向かって直進する狼のすさまじいアクション。

大藪晴彦の最高の本格ハードボイルド。 

 

「蘇る金狼」(完結篇)

「目的のためには邪魔なヤツは殺す!」

会社乗っ取りを企む一匹狼が強奪した現ナマ、それは連続ナンバーの危険な札束だった。安全なカネに替えるために策動する男に、死がせまる。罠に落ちた狼に、暗闇から拳銃の照準が合わされた、、、。

 一介のサラリーマンの胸中に宿る血に飢えた野獣性と、不屈の野望。追いつめられた男の〈悪〉へのすさまじい破壊力は、、、。

 

強烈なアクションと息づまるサスペンス。 

大藪晴彦の本格ハードボイルド。 

 

 

 

続きを読む

2018年

1月

04日

【紅緒文庫からのご案内】「我が人生にゴルフあり」(原作 高橋三千綱 画 幡地英明  集英社刊)-cafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【紅緒文庫からのご案内】 JUMP COMICS DELUXE

 

「我が人生にゴルフあり」(1巻~6巻)

 

(原作 高橋三千綱 画 幡地英明  集英社刊)

 

 ゴルフの面白さは、その難しさが分かれば分かるほど深まるといわれています。そのゲームの奥の深さも、年齢と共に理解できるおうになるそうです。人生と同じです。(高橋三千綱)

 

 ゴルフ人口が増加している。ボールをカップインするだけという極めて単純なルールに多くの人が熱中している。それはなぜか、一度プレイしてみればわかりますヨ。( 幡地英明)

 

 

続きを読む

2017年

12月

28日

【紅緒文庫からのご案内】「プロデュース能力」-ビジョンを形にする問題解決の思考と行動ー(佐々木直彦著 日本能率協会マネジメントセンター刊)-cafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【紅緒文庫からの新入庫のご案内】

 

プロデュース能力」

-ビジョンを形にする問題解決の思考と行動ー

(佐々木直彦著 日本能率協会マネジメントセンター刊)

 

「あたらしい何か」を創りだしたいすべての人へ

 なぜ、やりたいことができないのか。

 心理的ブレーキをはずして「自分の蝶」を解き放てー。

 

「変える」「つくる」「楽しくする」

プロデュースは、そのための技術

  

 自分と自分の周辺に望ましい変化を起こせるかどうか、

 今ほど、問われているときはない。

 

 第1章 プロデュースとは何か

 第2章 プロデュース思考

 第3章 壁を越える行動

 第4章 ビジョナリー・リーダーシップ

 第5章  「熱」と「ロジック」が推進力

 

 第4章 ビジョナリー・リーダーシップ

 ■ビジョンの源泉

 ・危機感 

 「今の状況から何とかして脱したい」

 「このままでは生き残れない」という危機感を持った人は、

  リスクを負っても必死で未来を目指そうとする。

 

 危機感は未来を描き、行動を起こすエネルギーになる。

 

 自分にとって望ましくない状況を我慢してやり過ごすには、

 キャパシティが必要。キャパシティが小さければ、、、

 周囲との摩擦軋轢が生まれる。

 一方,ありすぎると、,、機会を逸してしまう。

 

・飛躍した発想 飛躍した発想はビジョンの母

・社会への意識 ビジョンは個人の思いがベースになって

 生まれることが多い

・体験 仕事や人生の中でしてきた体験が、ビジョンの源泉に、、、

 

 プロデュースのロジックとは何か?

 かからないエンジンのかけ方とは?

 

 *著者紹介

 佐々木直彦 コンサルタント。株式会社メディアフォーラム代表取締役

 1958年生まれ。一橋大学社会学部卒業。

 リクルート、産業能率大学研究員を経て、起業。

 

 

2017年

12月

28日

【紅緒文庫からのご案内】「フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか(ヴァンソン藤井由実、宇都宮浄人著 学芸出版社刊)-cafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  【紅緒文庫からのご案内】

 

 「フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか」

  -交通・商業・都市政策を読み解くー  

  (ヴァンソン藤井由実、宇都宮浄人著 学芸出版社刊)

 

(藻谷浩介氏推薦)

 「それってフランスの話だろう?」などと言わす、

     この本が、綿密な分析により、圧倒的な説得力をもって示す

   「事実」から真摯に学ぼう!

 

 「ここに日本の地方都市の近未来がある」と気付いたとき、

 心に希望の灯りが点る。

 

   日本と同じくクルマ社会で、郊外には巨大なショッピングモールが

   あるのに、なぜフランスの地方都市の中心市街地は活気にあふれ、

   魅力的なのか。

 

 「できるかどうか」を問うのではなく、

       「どのようにしたらできるのか」を考える。

 

 第1章 日本とフランス、地方都市の今

 第2章 「賑わう地方都市のまちなか」ができるまで

 第3章 「歩いて暮らせるまち」を実現する交通政策

 第4章 中心市街地商業が郊外大型店と共存する仕組み

 第5章 「コンパクトシティ」を後押しする都市政策

 第6章 社会で合意したことを実現する政治

 第7章 フランスから何を学ぶか

 

 フランスから学ぶべき戦略とは? 成熟社会の都市の価値とは?

 日本が採るべき具体的な戦術とはどのようなもの?

 

 多様性に富んだ「街のモビリティ」の追求。

 賑わ中小都市の共通点とは?

 

続きを読む

2017年

12月

28日

【紅緒文庫からのご案内】「マーケット感覚を身につけよう」(ちきりん著 ダイヤモンド社)-cafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【紅緒文庫からのご案内】

 

『マーケット感覚を身につけよう』(ちきりん著 ダイヤモンド社刊)

 

 「これから何が売れるのか?」

 

 わかる人になる5つの方法とは  

 

 論理思考と対になる力を教えます!

 

 マーケット感覚を身につけるつの方法

 

 1.プライシング能力を身につける

  価値基準形成能力(プライシング能力)とは?

  自分にとっての価値は他者には判断できない。

  独自の判断基準を持つことが大事

 

 2.インセンティブシステムを理解する

 

 3.市場に評価される方法を学ぶ

 

  すべての人にチャンスを与える市場

  「市場は強い者しか生き残れない。

  市場は弱肉強食だ」は現実には反対。

 

  意思決定に影響を与えるのは極めて移ろいやすい

  意見を持った不特定多数の人である。

 

  「組織の中で選ばれるスキル」から「市場に選ばれるスキル」を

  意識した「マーケッ感覚」を磨こう。

  

  「ふるさと納税」の画期的な意義

  地方で働く地方公務員のマーケット感覚を鍛えることに役立つ?

  中央の意思決定偏重から

  納税者という不特定多数の人たちのニーズを把握し

  市場から選ばれるマーケット感覚が養える。

  若者などの移住支援や観光客獲得など「市場ニーズの把握」

  「いかに市場で評価されるか」といった地方が抱える課題が

  多くなっている。地方分権、道州制に前向きに。

  

  「組織内で選ばれたものを完璧に作りこんで市場に問う」方式から

  「有望な案はすべて市場に問い、市場からの評価によって残すもの

   を決めていく」方式に移行が進んでいる。

 

  評価や意思決定プロセスにおける組織型から市場型へ

  市場型アプローチに慣れることが重要。

 

 4.失敗と成功の関係を理解する

 

  シリコンバレー 『失敗経験がない人は評価されない」

  なぜなら、「失敗経験がない人は、これまで人生においてチャレン

  ジしてきていない」とみなされるからだ。「できる範囲のことしか

  やってこなかった」「高い目標を掲げた経験がないのでは?」とみ

  られる。「成功するのに必要な学びを得ていない」とも思われる。

 

  「失敗」に関する誤った位置づけ。

   成功への不可欠なステップとは?

   学びに不可欠なふたつのステップとはなに?

 

  最初のステップである「学校での学び(学校や研修会、講演会)」

  を延々と続け、「市場での学び」に移行していかない人は、いつま

  でたっても成果は出せない。

 

  「自分はもっと学ぶ必要がある」と気づいたら、、、。

 

   ○○が足らないのではなく、○○が足らないのです。

 

       市場からフィードバックを得ることが早道?

 

 5.市場性の高い環境に身をおく

 

  海外の大学のマーケット感覚 市場性レベルが低い日本の学校

  大学の提供できる「価値」をしっかり考えてみる。

 

  公的分野の人にも必要なマーケット感覚とは?

  公的部門のマーケット感覚不足から起きる影響とは?

  子供のころからの「直線的思考」が停滞の原因?

  起業経験や海外在住経験などマーケット感覚を身につけた人を重要

  なポジションへ登用すことで起きることとは?

 

『すべては「価値」から始まる』

 ・「市場創造」が世界を豊かにする

 ・「潜在的価値(非伝統的価値)に気づく能力」こそが

     マーケット感覚   非伝統的価値とはなに?

 ・  既存の市場はゼロサムゲーム?

 ・  市場化をしかけるとは?  

 

『マーケット感覚の重要性』と『マーケッティングとの違い』

 

『普通の人も「売れる価値」を持っている』

 *一番大きな市場は「普通の人をターゲットにした市場」

 「普通の人であること」の価値を過小評価することは全くない。

 

『公的分野の人にも必要なマーケット感覚とは?』

 

『変わらなければ替えられる』(終章)とは?

 

 「変わる」ことを拒否するものは「替えられる」

 

・市場が規制を変える

 

・一生ひとつの専門性は無理。

 今の時代、一生使える魔法の杖などない

 

・親が子供に伝えるべきこととは?

  

「変化は恐れるものではなく、楽しむもの」

 変化が起きると、今まで必要だったものが不要になり、

 新たなものへの需要が生まれる。

 

 マーケット感覚を身につけることの最大の利点とは?

 

   マーケットに向き合うとは、他者に向き合うこと?

 

 マーケットの学びは、トライ&エラーの繰り返しで、動的なもの

 

 今、急速に進む社会の変化を目の当たりにした人たちは、

 大きく二つのグループに分かれ始めている? 

 

*著者紹介 ちきりん

関西出身。バブル期に証券会社に就職。その後、米国での大学院留学、外資系勤務をへて2011年から文筆活動に専念。2005年開設の社会派ブログ「Chikirinの日記」は日本有数のアクセスと読者数を誇る。11万部のベストセラー「自分のアタマで考えよう」をはじめ、著作も多数。

 

 

 

2017年

12月

25日

2017クリスマスイブ燭火礼拝(高梁キリスト教会)-cafe' de 紅緒

続きを読む

2017年

12月

18日

FC高梁吉備国際大学シャルムの再出発-cafe' de 紅緒

 

「2017プレナスなでしこリーグ2部・チャレンジリーグ入替戦」

 

 昨日、ホームである津山陸上競技場で入替戦最終の試合が開催されました。

FC吉備国際大学シャルム(2部9位)はバニーズ京都(チャレンジリーグ2位)に0-1で敗れ、降格が決定しました。2部残留には2点差以上の勝利が最低条件でしたが、完封負け。誠に残念な結果にはなりましたが、再起を期して頑張ってください。「チャレンジリーグ」挑戦から始まり、トップリーグである「なでしこリーグ」まで上り詰めた太田監督率いるFC(高梁)吉備国際大学シャルム、まだまだその潜在的可能性も含めてその可能性を十分発揮できていないのではないかと思っています。

 

 今朝、太田監督から試合結果の報告がありました。「再起を期してチャレンジリーグで再出発します」との力強い言葉がありました。

 ここ数年の太田監督や彼女たちを見ていると、大きな見えない壁に立ちふさがれているような感じがしてなりませんでいた。その大きな見えない壁を乗り越えるにはこれまでのやり方を根本から見直す必要があると思っています。チャレンジリーグ降格のこの機会に、チームや組織の改革と同時に地域のスポーツ振興も含めたその構造的改革に、地域や行政を巻き込んで挑んでほしいなと思っています。

 

 それがクラブや地域の持続可能性を少しでも高めていくことにつながっていくと確信しています。それに対しては、私も少しでもお手伝いできることがあればと思っています。

 

写真は2011年のチャレンジリーグに向けての壮行式(2011.4.20 於高梁国際ホテル)とチャレンジリーグでの試合の模様です。昨日の入れ替え戦の京都バニーズとはチャレンジリーグ時代に何度も対戦していた相手でしたが、ここ数年の間に各クラブとも地力をあげているようです。ここからがシャルムの存在、太田監督やフロントのその力量が試される時です。

 

 

続きを読む

2017年

10月

12日

《紅緒文庫からのご案内》 「リノベーションまちづくり」(清水義次著 学芸出版)-cafe' de 紅緒

 

 

 《紅緒文庫からのご案内》

 

「リノベーションまちづくり」

   (清水義次著  学芸出版社)

 

 不動産事業でまちを再生する方法。

 

 敷地に価値なし、エリアに価値あり。

 

「現代版家守」の提唱者が語る、経営視

 

 点からの地域再生