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  by  cafe' de Beniwo

「語る 伝える」(岡山大学大学院教授中村良平)ーcafe' de 紅緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『 語る 伝える 』(3/29 山陽新聞朝刊 全県版)

 

 「地域振興に長年関わり今春退職する

       岡山大学大学院教授中村良平氏」

 

 

私の4年間の大学院時代、担当教官をしていただいていた中村先生が岡山大学を退職。

 

まちづくり推進機構岡山が2月9日に岡山市内で開かれた「中村良平先生退職記念講演」などの要旨が今朝の山陽新聞に掲載されていました。

 

(本文より)

中村先生が岡大に赴任されたのは瀬戸大橋が開通する時だったそうです。当初、瀬戸大橋の通行台数は通行料金があまりにも高く、計画の半分も行かず低迷。需要があるときは価格を高く、少ないときは価格を下げるのが交通経済学の鉄則で、飛行機や新幹線も繁忙期と閑散期で料金を変えている。橋の通行料金も夜間割引や季節割引を導入すべきと主張した。

残念ながらそのときは実施に至らなかったが、時を経て少し姿を変えて休日割引やETC割引が実現。今後はさらに、トラックなどの夜間割引導入すべきだ言われています。

 

また、山陽新聞の「90年代の岡山を考える」という企画がきっかけで地域の実情やまちづくりに関わる人々を知る機会に。

岡山市の中心市街地活性化、イオンモール岡山、県庁通り西川緑地公園を回遊ルート作成などのエリアマネジメントや実現には至らなかったが井原線を活用した沿線の活性化策など数多くの提案をされています。

国や県、岡山市、倉敷市など県内外自治体の政策に関わる多くの審議会、検討会に委員として参加。多くの皆さんとの議論が実際のまちづくりの現場に活かすことができたと。

 

半面、いいプランを提案しても十分実行されず、似たような計画が新たに作成されるといったことがあったそうです。計画づくりが目的化している面もあったのではないかと。

 

 

審議会や検討会議への参加で、多くの有識者と知り合えたこと、政策現場での勉強が自身の研究にも大いに役立ったことなど大きな喜びに。

 

「これまで多くのプランを作成、できた計画を行政がその都度、着実に実行していれば、岡山はもっと変わっていたはず。結局は本気度の問題で、実行にはトップの強い意思表示が必要」退職後は、特任教授として大学に残られるそうです。今後ますますのご活躍お祈りします。

 

中村良平(なかむら りょうへい)略歴

京都大学工学部卒業、筑波大学大学院博士課程社会工学研究科修了。専門は地域公共政策。著書に「まちづくり構造改革」など。高松市出身。

 

【記者の一言】

「このままでは赤字は雪だるま式に膨らむ」ー。割高料金で利用が低迷した瀬戸大橋の財務について中村教授が警告したのは、開通の翌年だった。これに対し、橋を建設・運営する国の特殊法人・本州四国連絡橋公団(現・本四高速)の幹部は「橋建設の借金返済は予定通りできる」と反論。結局、中村教授の指摘が正しく、国側はその後何度も計画を修正し、政策の誤りも認めた。

瀬戸大橋をはじめ地域振興や行革、チボリ問題など地元の課題に対し、時に舌鋒鋭く切り込んできた中村教授。当面は特任教授として岡山大学に残られるという。辛口の批評で地域に活を入れ続けて欲しい。(山陽新聞 岡山一郎)

 

 

私が議員の時、

議会研修会に講師として高梁にきていただきました。

( 演題「山田方谷に学ぶ地域振興」-経済循環構造から見た高梁市の展望ー2013.12.6のブログ参照)

 また、本市の産業構造分析にも関わっていただいています。その後、市からは、その分析の結果報告はなく、一千万近い税金を使っているのですがどうなっているのでしょう?

その分析をどのようにして今後の高梁市の持続可能性のあるまちづくりに繋げていくのか。今一度、その政策の目的、アウトカムの検証が必要。

理論と実践」いかに実践が大事か。中村先生が私の修士論文指導にあたり、よく言われていたことを思い出します。

まちづくりにおいて、実践が伴わない理論は役に立たないということです。高梁市の大変厳しい状況を変えていくには、どのような取り組み、実践が必要なのか、もっと真剣に考える必要があるのではないでしょうか。