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新図書館を核にした駅前複合施設の指定管理と地域創生について (大森一生 高梁市3月議会) ―cafe' de 紅緒

 

《3月議会一般質問要旨》

1. 新図書館を核にした駅前複合施設の指定管理と地域創生について

(1) 人口減少と自治体消滅に端を発した地域創生。新図書館、複合施設建設をその課題解決のための新たな魅力づくりにしている。交流人口、人がふえれば活性化につながるのか。公共とCCCの民間投資の負担割合、政策分析(経済効果分析)、フリーライダー問題について聞く

 

(2) にぎわいの創出といった従来の図書館とは違った機能が求められていることは理解できる。しかし、本来の公共図書館としての充実が担保されることがその前提にあるべきだと思う。これまでの中央図書館の課題解決にどのように取り組んできたのか

 

(3) 新たな魅力づくりの手段としてCCCを指定管理者にしようとしているが、実績のない会社に任せても大丈夫なのか。武雄市をはじめ各地で訴訟問題、住民投票に発展しているが、そのような経過をどう捉えているのか。また、CCCの公共図書館運営の新たな取り組みや実績を具体的に聞く

 

(4) 他の公共図書館では地域の持っているものを生かしながら運営しているところも多い。地域創生で問われているのは、中心市街地と周辺部とのセットでのにぎわい創出戦略だと思うが、どのように考えているのか

 

(5) 公共施設の最大の目的は住民福祉の増進である。駅前のにぎわいの創出と新図書館が現状を打破するのであるなら大いに賛成する。しかし、市民が選択のチャンスを持てなかったことのリスク、損失は大変大きいと思う。指定管理予定者であるCCCの図書館運営の中身は、見かけのにぎわい、空間演出以上にお粗末なものであることがわかった。このことは指定管理予定者の選定時期にはわからなかったかもしれないが、改めて6月までにCCCを含めて公募してはどうか

 

《3月市議会だより》

Q.(大森)CCC関連訴訟、住民投票が先行事例である武雄市、海老名市などで起きている。そのような相手を公共図書館の指定管理者として選定してよいのか

A.(教育次長)違法行為が確定していなければ大丈夫。市が選定すれば公共性も担保される。

 

【新図書館を核にした駅前複合施設指定管理と地域創生について】

 

大森 これまでの議会等でCCCのブック&カフェを中心にした空間の演出、賑わい、交流人口の創出の効果、実績はわかった。高梁市においての公共図書館の本質的役割である*情報リテラシーや公教育、生涯学習の補完としての具体的提案、実績としてはどのようなものがあるのか。

 

教育次長 CCCからは高梁市の(管理者選定の決め手となった)行政課題解決のための提案をいただいているが、実際にはそのような実績が(他地域で)あったかどうかは詳細には確認はしていない。しかし、市の総合戦略、図書館基本計画に沿った小中高大連携、子育て支援、農業支援などの提案をいただいている。市も知恵を絞ってCCCに協力していく。

 

大森 *TRCから、同じ条件、サービスでCCCより5年間で1億2千5百万円(人件費、ロイヤリティの合計)安くできる提案をいただいている。また、市の総合戦略に基づいた実績のある具体的提案もある。公共施設は住民福祉の増進が第一義。市長がCCCを管理予定者として選定した時点ではこのような状況になることはわからなかったかもしれないが、市民にとって、その選択の*機会損失は大きい。ここは改めてCCCも含めて公募にすべきではないのか。

 

教育次長 指定管理料に多少疑念があり、調査したが高くなかった。CCCの本市の行政課題解決のための提案が大きな決め手となった。

 

※1情報リテラシー…情報を十分に使いこなせる能力。大量の情報の中から必要なものを収集し、分析・活用するための知識や技能のこと。

※2TRC…株式会社図書館流通センターの略称。図書館向け書籍販売、全国で公立図書館、大学図書館含め400館以上の管理業務を受託している最大手。

※3機会損失…意思決定にあたって2つ以上の案があった場合, そのうちの1つを採用し, 他を不採用にした場合に, 得ることができなかった収益または利益の最大のものをいう。