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ハンナ・アーレント「活動的生」(森一郎訳 人間の條件ドイツ語版新訳 みすず書房)― 【紅緒文庫からのお知らせ】

 

紅緒文庫からお知らせ】(貸出無料)

  

 ハンナ・アーレント「活動的生」

(森一郎訳 人間の條件ドイツ語版新訳 みすず書房)
 森一郎氏は埼玉県出身で高梁キリスト教会の八木橋康広牧師(同志社大学神学博士)とは同級生の仲。高梁市にも奥様と何度か来高されています。「死と誕生」(ハイデガー・九鬼周造・アーレント)では和辻賞を受賞。その和辻哲郎は当時の高梁教会牧師(順正女学校校長も兼務)の伊吹岩五郎と交流がありました。高梁市の江戸末期から始まる近代化の背景には山田方谷をはじめとても多くの人がかかわっています。この目には見えない高梁市の基底に流れている独自の歴史性や関係性、精神性をもっとまちづくりに生かしていくことが必要ではないでしょうか。
 今、高梁市は教育、歴史・文化の拠点となる新中央図書館(駅前に新図書館を核にした複合施設を建設中)の指定管理者にCCC(TSUTAYA)で進めています。10月1日にオープンの海老名市図書館(神奈川県)、住民投票でCCCの是非を問う小牧市図書館(愛知県)、そして武雄市図書館においてもCCCの運営、図書の選定についてのトラブルが相次いで起こっています。
「悪の陳腐さ」(自分のやっていることの意味を考えない普通の人が、とてつもない災厄を引き起こす)というアーレントの言葉がありますが、行政という仕組み、組織の陳腐化が始まっているのではないでしょうか?
(注 旧伊吹岩五郎邸は6年前にお孫さんより高梁市の方へ寄付されていますが、残念ですがそのまま手つかずで放置されています)

『森 一郎(もり いちろう、1962年 - )は、日本の哲学者、東北大学教授。
埼玉県生まれ。1986年東京大学文学部卒業。1990年東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程中途退学。東京大学助手、東京女子大学講師、助教授、教授を経て現職。2008年博士論文「死と誕生:ハイデガー・九鬼周造・アーレント」により博士(文学)東京大学。同書により、2008年に第21回和辻哲郎文化賞を受賞した。東京大学名誉教授渡邊二郎の高弟であり、師ゆずりの精細な論考で知られる。
ハイデガーの現象学的存在論の研究をベースに、近代という時代のはらむ問題群を、ニーチェやアーレントの批判を参照しつつ、考察している。』
(ウィキペディアより)

 

内容紹介
ハンナ・アーレント「活動的生」 定価(6500円+税)
 (ハンナ・アーレント 全体主義や公共性をテーマに思索したドイツの哲学者)
 

〈私が心がけようと思うのは、活動しているときわれわれはいったい何をしているのか、をじっくり考えることであって、それ以上ではない〉

 哲学的主著『人間の条件』のドイツ語版からの新訳。
ドイツ語で思考していたアーレントが英語で発表した『人間の条件』にみられた一種のわかりにくさは、 著者自ら手を加えた母語の版からの翻訳によって鮮やかに生まれ変わった。アーレント思想の核心を
 なすこの現代の古典を、精密かつ読みやすい日本語でおくる。

 

 〈英語版に比して、この『活動的生』は、優に増補改訂第二版と呼ぶに値する。書名からして別の趣だが、その一方で、内容上の揺らぎは一切見られない。われわれがこの世に生き、日々行なっていることについて根本的に考えようとする態度が、全編を貫いている。真に問題的な事象そのものへの執拗なまでのこだわりと、無類の辛辣さにまで高められた皮肉の数々、そして饒舌な文体に仕掛けられた愉快な脱線的放言。古代以来の西洋思想史を我がものとする分厚い教養と、同時代の出来事を前にしての戦慄から発する根本の問い、そして到来しつつある総体的危機に対する鋭敏な感受性。これはもう、その名に値する哲学書の真骨頂と言うべきである。そう、われわれの目の前にあるのは、マルティン・ハイデガーの『存在と時間』と並び称されるべき20世紀の古典なのだ〉

(訳者あとがき)