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「緑茶・珈琲で予防」ー がん社会を診る(日経新聞 健康コラム)

 

「緑茶・珈琲で予防」という見出しで、緑茶やコーヒーの効能の記事が掲載されていました(2014.7.27日経新聞朝刊)

 

 東京大学病院の中川恵一准教授によると、「抗がんサプリメント」はがん予防どころか、がんを増やす場合があるそうで、お勧めできないとのことです。このことは前回の記事で書かれているそうですが、全くの驚きです。私もビタミンEとかDHAとか、いわゆる抗がんサプリメントなるものを毎日ではないですが飲んでます(大病をして以来)。是非、前回の記事を読んでみなきゃダメですね。

 

 緑茶を1日に5杯以上飲む女性では、ほとんど飲まない女性に比べ、胃がんのリスクが3割低いことが、男性では進行した前立腺がんのリスクが低下することが分かっているそうです。

 肝臓がんの9割以上が、B型かC型のウイルス性肝炎が原因で、コーヒーには炎症を和らげる作用があるそうで、肝炎の進行を抑えることで、肝臓がんを予防する効果があるみたいです。

 また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸などの「抗酸化物質」が肝臓の細胞のがん化を防いでくれるとの研究もあるそうです。

 

 

 コーヒーは緑茶以上にがんの予防に有効で、肝臓、膵臓、大腸、子宮体がんといった、緑茶が効果を示さないがんを予防する可能性があるそうです。

 たとえば、男性の場合、コーヒーを1日に3杯以上飲む人は、膵臓がんにかかるリスクが4割も下がるデータがあるそうです。

 肝臓がんの場合、コーヒーを毎日飲む人は男女ともリスクが半分に。特に、1日の摂取量が増えるほどがんの発生が低下し、1日5杯以上飲む人では、肝臓がんの発生率は1/4にまで低下するとのことです。

 

 また、コーヒーには膵臓、大腸、子宮体がんなど、糖尿病や肥満、運動不足がリスクとな要因となるがんを予防するといることもわかっているそうで、コーヒーを飲むと、運動をしたのと同様な糖の消費も進み、「インスリン」の必要もなくなるとのことです。

 さらに、インスリンは糖尿病や運動不足が原因となるがんを増殖させる傾向があり、コーヒーはがんと糖尿病の双方の予防の効果があるそうです。

 

 厚生労働省の研究班のまとめでも、コーヒーは、肝臓がんを「ほぼ確実に」予防し、大腸がんを予防する「可能性あり」と位置付けられており、コーヒーの有効性は次第に定説になりつつあるそうです。

 ただ、コーヒーの飲みすぎは、胃酸過多の作用もあるので、飲みすぎに注意しましょうとのことです。何事もほどほどが肝心のようです。

 

 私も毎日コーヒーをブラックで3杯以上飲んでますが、胃のほうはいったって絶好調です。

 また、珈琲、お茶にはリラックス効果もあり、自分を癒してくれる、素敵な空間、時間を演出してくれるアイテムのひとつでもありますよね。

 

 皆さんも珈琲、お茶で楽しいひと時、素敵な時間を過ごしましょう。「人生楽しんで何ぼ」ですよね。